日本株投資スタンス

米国株の投資スタンスを紹介したので、日本株のほうも。
基本は同じだけど、こちらは分散ではなく、配当金の高い銘柄に集中投資している。
なんでこうなったかは、自分でも理由付けはないが、行き着いたらこうなったというところだ。

株を始めたきっかけ


日本株を始めたのは1996年の夏だから、もう20年前になるかな。
株を始めたきっかけは、大学で経済を学んでいたので、株を通じて、実際の経済活動にふれてみたかったということがある。
そして、あわよくば儲けることができれば、なんて考えていたなぁ。
まぁ、日本株については損失のほうが多いような気もするが・・・。

当時は、四季報を眺めながら、業績が良さそうな企業をピックアップして買ったものである。
ただ、この頃はバブル崩壊からようやく立ち直りが見えてきて、日経平均の株価も確か24,000円ぐらいまで回復してた時期だった。
株始めたときは、まさかこの株価が20年経っても超えることがないなんて思いもよらなかったな。

これから、拓銀や山一証券の破綻、ITバブル崩壊、9.11テロのNY市場の閉鎖、ライブドアショック、リーマンショック等々が起こり、暴落ネタには事欠かなくなるわけだが、おかげで随分鍛えられた。
このおかげが、最近は大した暴落もないので、ある意味淋しいところである。

銘柄選び

今は、メガバンクの三井住友とみずほの2銘柄がほぼ9割を占めている状態。
銘柄選びの推移としては、おおむね以下となる。

  • 始めた当初 ソニー当の人気銘柄を中心
  • 2000年代中旬以降 ETFを使い日経225やTOPIXのインディックスが中心
  • 2010年代以降  メガバンク等の高配当銘柄を中心

始めた当初は、とりあえず人気銘柄だったが、ランダムウォーカ系の書籍の影響で、日経225やTOPIXのETFを中心にインディックス系をメインとするようになる。
その後は、何というか途中から配当金をメインに考えるようになった。
それで、配当利回りが高いメガバンクに落ち着いたというところだ。
ただ、マイナス金利の影響もあり、日経平均と比べてもパフォーマンスはいまいちである。

配当利回り

配当利回りは、3%超となるように目指している。
米国株ほどではないが、日本株もここ最近は増配を繰り返してきており、うれしい限りである。
今決算でもメガバンクの三井住友が10円増配をして年160円にしてくれた。
みずほがゼロ回答なのが残念だが、来期こそは7.5円から8円への増配を目指してほしいものである。

しかし、増配をしても、メガバンクの株価にはほぼ反応なしの状態。
いくら来期が厳しい見込みとはいえ、寂しいところだ。

配当金については、買い増しの資金にしている。米国株のような配当再投資プログラムがないので、単位株が買えるぐらいまでプールし、金が貯まれば、買い増しを継続的に行っているところである。

日本株も指標からは、割安以外の何物でもないと思うが、年金資金とか日銀の支えがあっても、この株価というのは、なんだかなぁと思ってしまう。

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