AmazonだけPERがすごい


こんにちは、はむなるです。

日経平均は、相変わらずの2万円の攻防。ただ、これを越えるとはいかないようで。
米国は、ダウは元気を取り戻していますが、ナスダックが若干下がり気味です。
原因は、ITビッグ5であるFAAMGの株価が停滞気味であること。
もはや、この5企業がの株価の動向次第で、ナスダックは、決まってしまうといっても過言ではないですかね。


アマゾンが気になる

最近の話題として、アマゾンとグーグルがついに1,000ドルを超えたということがありました。現在は、若干下がって、1000ドルを下回っていますが、また1,000ドルオーバに行くかどうかは気になるところです。
この2社とアップル、マイクロソフト、フェイスブックの5社で、ビッグ5を形成しています。
当然、どれもPERが30倍程度と高め(アップルは、意外に低く17倍程度)なのですが、アマゾンだけがPER180倍と突出しています。

アマゾン自体が、利益を追求していないと公言していたので、PERが高いこと自体は、今に始まったことではないのですが、なぜ1,000ドル越えをするほど上昇を続けることができたのかが気になる。

AWSのおかげ?

アマゾンはクラウド事業の先発者だったおかげで、AWS事業は非常に好調である。2017年の第1四半期の売上は、前年同期比43%増の36億6100万ドル、営業利益が8億9000万ドルとなっている。
第1四半期の営業利益が10億ドルほどなので、利益の9割近くをAWSが稼いでいることになる。
クラウド事業は、今後も成長が見込まれるし、利益率はこのままを維持できるだろうから、近い将来に利益が数倍になっていてもおかしくはないだろう。
しかし、この分野はAmazonのみが独占というわけではなく、グーグルやマイクロソフト、IBMも力を入れている分野であり、現在の成長の伸び率を維持できるかは疑問かと思う。

Primeのおかげ?

Prime会員は、数千万規模にまで膨らんでいるようで、吾輩もその一人である。
このおかげが特に強いが、自分の生活のなかのアマゾンの比率がここ数年で飛躍的に高まった気がする。
5年前ぐらいまでは、ネットショップとして利用し、ラインナップが充実してきたと感じる程度だが、最近は、オンラインショッピングだけでなく
 Prime会員で子供のオムツやミルクを定期購入
 Kindleで電子書籍を読む
 Amazon Primeで音楽やビデオを視聴
とアマゾンのサービスが拡充されるたびに、利用頻度が高くなってきた。

事実、このサービスにつられて、吾輩もKindle FireTVや、Kindle FireHDなんかも購入している。

現在、日本の場合、年会費が4,000円程。
仮に会員数を1,000万人と見積もると、日本だけで400億の収入が見込まれるわけで、世界規模で展開した場合、これはこれで、かなりなものになるだろう。

AWSとPrimeは、今後も重要な収益の柱にはなるだろうけど、これらが今後も成長したとして、本業の小売りの収益はもともと高いものでもなく、小売分野の収益が高まることは今後も考えにくい。
これだけでは、今の株価を維持し続けるのはどうなのかなという気はする。

結局のところ、オンラインの書籍販売からはじまり、小売り全体にまでサービスを広げ、さらにはクラウドやAIと事業分野を次々と立ち上げていっているその姿勢が評価されているかなとは思う。




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