インテル(INTC)の決算発表


こんにちは、はむなるです。

米国株は、第2四半期の決算発表シーズン、結構よい決算が発表されているせいか、ダウが特に好調です。
昨日、一昨日は、持ち株のAT&Tが急騰していました。どうやらこちらも決算が良かったようです。(何がよかったのかはよくわからないが)


インテルの決算発表

今朝、インテルの4~6月期の決算が発表されました。内容は、売上・利益とも市場予想を上回る好決算で、増収増益です。
株価も時間外で上昇しているが、AMDやNVIDIAのようには上がらないのが、悲しいところだ。

利益: 35億ドル    (前年比20.7%増)
売上: 148億ドル  (前年比9.6%)
EPS: 0.72ドル     (前年比22.0%)

ノートPC等のクライアントコンピュータ部門及びサーバ系のデータセンター向け事業とも今回は好調だったようだ。

クライアントコンピュータ部門

いわゆるパソコン部門。ノートパソコンの出荷が好調であったのか、12%増の82億ドルとなっている。
自分の感覚的には、スマホの普及によりパソコン自体の需要は、家庭向けについては減少していると思っていた。プラスとなる要素としては、業務向けが好調なのかなと思うが、こちらは景気の影響を受けるところ。
そういう意味では、日本にいるとあまり感じないが、世界的には好景気なのだろうか。

データセンター事業

こちらは、サーバ系。データセンターは昔から着実に成長している部門だが、クラウドがその成長をプラスさせていると思う。こちらもプラスとなっており、9%増の44億ドル。

データセンター向けは、クラウドサービスがこれからも普及していることが確実だろうから、まだまだ成長が見込まれると思う。


IoT事業

上の二つの分野で、インテルの売上げの85%を占めている。これ以外の分野でインテルが力を入れているのが、IoT。
着実に成長しているようで、26%増の7億2000万ドルの売り上げである。
ただ、この分野は競争相手が多いところで、なかなか順調とはいかないようだが、IoTって具体的にどんな製品になるのか、いまいち調べきることができなかった。

まとめ

PCとサーバについては、もはや心配することは何もない。成長しているとはいえ、それ以外の部分がまだまだという印象は受ける。
この辺は、Windowsから脱却したマイクロソフトのようにはいかないようだ。
インテルの株価がイマイチなのも、PCやサーバ以外のところが育っておらず、イマイチぱっとしないのが大きい。

ただ、PCとサーバから生み出されるキャッシュフローが堅いので、配当等はこれからも期待できるだろう。
この決算を受けて、時間外ではプラスとなっているが、今夜の株価がどうなるか見ものだ。

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