小ロット回転で勝ち筋を探った1年半

― レーザーテック前半戦の記録(2023年〜2024年前半)

■ はじめに

今回は、レーザーテックでのトレードのうち、2023年から2024年前半にかけての初期フェーズを振り返ります。 本記事は、自身のトレードを見直し、今後に活かすための備忘録として記録しています。

■ フェーズ概要(2023年〜2024年前半)

この期間に行っていたのは、特別な手法ではなく、非常にシンプルなスイングトレードの繰り返しでした。

  • チャートを日々確認する
  • 「割安」と感じたら買う
  • 「割高」と感じたら売る

明確なルールや指標があったわけではなく、値動きを見ながらの主観的な判断が中心でしたが、 逆に言えば「難しく考えすぎない」ことを意識していました。

■ トレード戦略(シンプルスイング)

  • 小ロット(100〜200株)での売買
  • 数日〜数週間のスイング
  • 深追いしない
  • 「安いと思ったら買い、高いと思ったら売る」を徹底

大きく勝つことよりも、無理をしないことを重視したスタイルでした。

■ 売買の特徴

  • エントリーは2万円〜4万円のレンジ
  • 上昇すれば比較的早めに利確
  • 下落時は様子を見ながら対応

トレンドを取りにいくというよりも、レンジ感覚での回転売買が中心でした。

■ 良かった点

  • 小ロットにより精神的に安定していた
  • 相場観が養われた
  • 自分のトレードの型の原型ができた

■ 反省点・課題

一方で、このトレードには明確な限界、そして大きな危険もはらんでいました。

  • 利益を伸ばしきれない
  • 強いトレンドに乗れない
  • 判断が主観に依存している

特に印象的だったのは、大きな上昇を取り逃している点です。 実際には株価が2万円台から3万円後半まで上昇する局面がありましたが、 細かく利確を繰り返していたため、その値幅を十分に取り切ることができませんでした。

また、この手法はシンプルであるがゆえに、相場環境によってリスクが顕在化します。

  • 下落相場ではナンピンが増え、含み損が拡大しやすい
  • 上昇相場では早売りにより利益の取りこぼしが発生する

つまり、下げ相場では損失が膨らみやすく、上げ相場では利益を取り切れない構造を持っていました。

■ このフェーズで得た学び

この期間を通じて得た学びは、シンプルな手法の有効性と、その限界の両方でした。

「安いと思ったら買い、高いと思ったら売る」だけでも一定の成果は出せますが、 その裏側には明確な弱点も存在していました。

  • 下落局面ではナンピンによりリスクが積み上がる
  • 上昇局面では早売りにより利益を取り逃す

この経験から、次第に考え方が変わっていきます。

  • 利益確定を急ぎすぎていないか
  • ポジションを維持できないか
  • 平均単価をコントロールできないか

また、自分の中で明確になったポリシーの一つが、 「基本的に損切りはせず、下落時はナンピンで対応する」というものでした。

■ まとめ

2023年から2024年前半にかけてのトレードは、 「安いと思ったら買い、高いと思ったら売る」というシンプルな繰り返しでした。

この積み重ねの中で、相場観やトレードの基礎は確実に身についていきました。

しかし同時に、

  • 下落局面ではナンピンによりポジションが膨らむ
  • 上昇局面では利益を取り逃す

という構造も見え始めていました。

そしてこの「割安と判断すれば買う」という行動は、 相場が下落トレンドに入ったときに大きく裏目に出ます。

下げるたびに「まだ安い」と判断して買い増し、 さらに下がればまた買う――

気がつけばポジションは膨らみ、 含み損も比例して大きくなっていく状態になっていきました。

そしてここから、トレードは次のフェーズへと移ります。

次章:下落相場で地獄のナンピン

ナンピンを繰り返すたびに平均単価は下がる一方、 含み損は静かに、しかし確実に積み上がっていく――

そんな局面に突入していきます。

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