アマゾンのホールフーズ買収

こんにちは、はむなるです。



昨日、300,000ドル突破とブログで報告したら、その晩のニューヨーク市場は軟調。
米国資産もさっそく30万ドルを下回っていました。束の間の大台突破でした。
しかし、資産公開ネタは、なぜか閲覧数が伸びますな。

先週末のニューヨーク市場は、アマゾンが小売り大手の米ホールフーズ・マーケットを買収するニュースで衝撃が走ってました。
アマゾンと買収されたホールフーズ・マーケットの株価が上昇し、対象的に、競争相手となるウォルマートやコストコは下落。
いかに、アマゾンのネームバリューが強力なのかが分かります。

メディアの報道


ウォール・ストリート・ジャーナルでは、この買収報道により、米国だけでなく各国の競業相手の株価にも影響がでていることが紹介されています。
焦点:アマゾン、ホールフーズ買収でウォルマートに真っ向勝負(ロイター)
アマゾンのホールフーズ買収は、既に激しい価格競争が展開されている米食品小売り市場を根本からひっくり返す形にもなる。つまり同市場の収入が1月末までの年度の全売上高の56%を占めるウォルマートにとって、影響はこの上なく大きい。アマゾンとしてはホールフーズの店舗を利用し、4700店で大規模な食品小売り事業を展開するウォルマートとどのように競争していくかを学ぶことができる。
ロイターでは、買収により、ウォルマートとの激しい競争となることが紹介されます。
メディアでは、アマゾンが食品市場参入に、既存業者が戦々恐々といったように報道されてたように見受けました。

個人的に見たところ

個人的には、業績低迷で強力なバックアップの欲しいホールフーズと生鮮食料品部分を強化したいアマゾンとの利害一致による買収なのかなと思ってます。

ホールフーズは、オーガニックや自然食品をメインとし、価格より品質を第一とする高級スーパのようです。
しかし、近年はオーガニック市場への他社参入による競争激化で業績は低迷気味。
株価も下落傾向が続いていたということで、ヘッジファンドが大株主になり、経営に横やりがいれられていたようす。
ホールフーズCEOは創業者のジョン・マッキーという方ですが、ヘッジファンドに対向するためにも協力なパートナーが必要だったのでしょう。

アマゾンにしても、AmazonFreshで生鮮食料品の販売を展開していましたが、それをより強化したいということなのかなと。このAmazonFresh、年会費が299ドルと通常のPrime会員よりかなり高めな料金設定です。
これらのユーザ層の利用を想定するとホールフーズの持つノウハウが必要なのでしょう。

年会費299ドル払って利用するユーザとなると、ウォルマートを利用する層とはあまり被らないような気がするので、ロイターがいうような完全に競合するといったことにはならないのかなと思います。

いずれにしても、アマゾンはいろいろやってくれますね。アマゾン株は持ってませんが、今後もウォッチしていきたい銘柄です。


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